防衛費の話は少し前に書いたが、財源は何かというと増税。
あまりにも簡単に決まりそうなので唖然としている。
防衛費と言っているのは日本国内だけの話で、世界的に見れば軍事費。
脅威を排除するのではなく、脅威からの攻撃を防ぐためだけの軍備増強など本当に有効なのだろうか。
例えば、北朝鮮が弾道ミサイルを日本領土内を目標に発射したことを想定しよう。
着弾地点を正確に予想して、防衛ミサイルを発射できるのかが疑わしい。
仮に予想できたとして、ミサイルの発射許可は誰が有していて的確な判断ができるのかはさらに疑わしい。
そしてミサイルを発射しても迎撃できるのか。
迎撃できたとして、ミサイルの破片で日本国民に被害があった時に何ができるのか。
もしかすると、日本が迎撃ミサイルを発射した時点で北朝鮮は報復措置と判断したとしてさらなる攻撃が行われるかもしれない。
ミサイルの追加発射、国内工作員によるテロなども考えられる。
憲法改正ができなくても、軍備増強はする。
世界からは二枚舌としか映らない。
北朝鮮が行っている軍備増強は彼の国では防衛力の強化の位置付け。
国民の生活向上よりも防衛力の強化を行っているから彼の国を非難するのか、彼の国の防衛力の強化は防衛のためだけでないと考えるから非難するのか。
多数派は侵略を想定するからの非難だろう。