2022年12月の大雪で、国道8号線で車が身動きできなくなったり、新潟県の佐渡と柏崎で停電が起きた。
柏崎といえば東京電力の原発がある。
地元柏崎の電力供給会社は東京電力ではなく東北電力。
住民の激しい建設反対となる原発は、札束で黙らせて地方に建設する。
原発の地元も、保証や雇用、行政にすれば税収入もあるので議員も含めて建設に踏み切る場合もある。
何しろ安心安全な原発という触れ込みで全国に作られた原発。
しかし原発には使用済核燃料の問題、設備の耐用年数の問題といろいろある。
耐用年数は長くすることで、原発を再稼働させる道筋を付けようとしている。
使用済核燃料は北海道で処理。
軍事基地にしろ原発にしろ、首都から遠い場所に都合の悪いものは作られる。
軍事基地に関しては、首都防衛が必要になれば、首都近辺に作られることも考えられなくもないが、侵略戦争は海に囲まれた日本ではあまり現実味が無いのだろう。
首都から危険なものを遠ざけるのは、歴史上当たり前のように行われたことだが、それらのことも含めて未来に責任を持つということはずっと行われない。
輪廻転生が行われ、今の自分が死んでも数十年後には生を受けることになることにでもなれば皆が未来に責任を持つことをするようになるのだろうか。