国会で陳謝させることが決まったガーシー議員。
理由は一度も国会に出席していないから。
それに対して国会に出席しなくても質問主意書を提出することでも議員活動は可能なのだから、出席しなくても問題ないとするのがN党の言い分らしい。
さて、ここで国会とは何のために開催されるのかということだ。
質問も大切だろうが、最も肝心なのは提出された議案に対して意見を述べたり、採決に参加することだと個人的には考える。
もしも採決に参加しても、多数派の提出議案を覆せないという理由で国会に参加しないと言うのならば、そのことをハッキリと示すべきだ。
れいわ新選組はガーシー議員の陳謝に対する議案への投票を棄権した。
理由はふたつあり、少数政党排除へつながりかねないからというのがひとつ。
もうひとつは、ガーシー議員が3月に帰国すると宣言しているのだから、それに合わせたスケジュールにしないと、除名となることが確実になるからということらしい。
こちらも根底には少数政党の排除を危惧する思いがある。
確かに通常国会会期は150日なのだから、仮に3月末に帰国しても会期内の出席は可能だ。
今回のガーシー議員への処分は、量刑裁定である。
国会に出席しない議員に対して毎月130万が支払われることをどう捉えるのか。
歳費の返却はできないことはないが、目安として月額77000。
この程度の返金では金を返せば良いということにはならない。
日本人は一強が大好き。
自分が一強の一部であると勘違いさせることが、選挙にかつ秘訣といったところか。