ガンガゼ

富山湾でこの時期にガンガゼが見つかったことが問題視されている。
ウニの仲間であるガンガゼはトゲに毒があるため、海水浴場で繁殖したら、怪我をする人が出るかも知れない。
生息可能な最低水温が10℃と言われ、通常であれば、富山湾のこの時期の水温は10℃を下回るので死滅するのだが、今年の水温が11℃あるため、死滅しないで生き残って繁殖する可能性があるようだ。
もっとも、今年の生き残りが繁殖したとしても、次の冬季に海水温度が10℃を下回れば、そこで死滅するので大きな問題にはならないだろうが、今年の夏の海水浴場でこいつらが見つかると、海開きできないとか、網に入り漁師が怪我をするなどのリスクがあるので、関係者には大きな問題になる。
異常気象は確実に身の回りに近付いている。