WPA2エンタープライズ

自宅のWiFiはWPA2エンタープライズでの認証ができるようになっている。
こちらの方がセキュリティが強固だと思い設定したのだが、よくよく考えればたかだか自宅のWifi程度では、セキュリティが強固になったとは言えないことに今更気付いた。
WPA2エンタープライズの認証について軽く説明すると、radiusサーバーに対してWiFiルータがログインする。
その上で、WiFiに接続したい端末は接続要求するのだけれど、このアカウントとパスワードのチェックはWiFiルータではなく、radiusサーバーがチェックする。
なので、端末ごとに異なるアカウントとパスワードを設定することで、特定のアカウントの接続許可を制御できるようになるということだ。
だが、アカウントとパスワードさえわかれば、WiFiに接続できることには何のかわりもない。
企業などで大勢のユーザーがいて、追加、削除が頻繁に行われる環境ならまだしも、ほぼ固定の端末しかアクセスしない環境では殆ど無意味な仕組みということになる。