自衛隊ヘリ

消息を絶った自衛隊ヘリ。
墜落したのかどうか解らないが、軍用ヘリが事故を起こすのはなかなかに考え難い。
こんなふうに考える人は一定数いるので、中国に攻撃されたのだとかそんなことを発言する人達もネット上ではいる。
一方で、自己直前のヘリコプターらしきものがひどく低空飛行していたという近隣の住民の話もあり、事故だと考えられる材料もある。
だが、真実が判明することはあるのだろうか。
ヘリコプター乗員が見つかり事実を話せばそれが確実だろう。
もしくは、米国の軍事衛星が何かを捉えていてその内容が正しく公開されればヘリコプターの墜落原因は判明するかも知れない。
現代人はインターネットにより、情報はいつでも正しく公開されると考えているかも知れないが、情報はいつの時代も最高の機密に覆われている。
正しい情報を全国民に伝えることが正解とは限らない。
残念なことに重要な情報は正しく分析対処できると考えられる人にのみ公開される。
ヘリコプター墜落の真実を全国民に情報公開したところで、国民個人がそれを判断し何かしらの行動をとることは許されないし、できるわけもない。
低空飛行からの墜落であれば、自衛官が全員即死したとは考えにくい。
ヘリの不調があれば、乗員の顔ぶれから考えても即刻引返すのがリクスコントロールの観点からも正しい行動だ。
だが、100万にひとつと外部からの攻撃であれば爆発音などを目撃した人間がいないわけがない。
一番怖いのはインテリジェンスによる機内での破壊工作なのではないだろうか。