富山県の人口

来年には100万人を下回ると予想される富山県の人口。
県別の食料自給率というのがある。
一言で食料自給率と言ってもカロリーベースなのか、金額ベースなのかで大きな違いがあるのだけれど、カロリーベースでの数値76%が富山県の食料自給率だということは、76万人までなら富山県が完全に孤立したとしても餓死する県民は出ないことになる。
東京都の食料自給率は0.7%程度らしいので、東京都が完全に孤立した場合は数字上は80万人程度が餓死しないで済むことになるのだけれど、実際には10万人程度しか生存できないのではないだろうか。
東京都の食料自給率が仮に1%だとすると、普通の食事を3日と2食取ってしまうと完全に食べるものが無くなる。
その後、全く食事を取らずにすむのが1週間だとすれば、畜産業と農家、それと一部の飲食店以外は10日後にはまともではないものを摂取しなければ生きていることさえ難しい。
76%の食料自給率があれば、現在の県民の80%から90%、もしかすると100%が生存可能かも知れない。
日本の高次産業が衰退の一途を辿る未来を考えると、復興のためにも人口の1極集中は優秀な人材のみでなければいけないことはサルにでもわかることだ。
円の価値が低くなることは予想していても、スーパーインフレがくるとまでは考えていない。
円の価値が何で支えられているのか?
その柱がなくなるリスクは無いのか?