modx evolutionとphp8

ubuntu22.04 ltsにアップデートすることで、phpのバージョンがデフォルトで8.1になった。
modx evolutionではphpは7までしかサポートされていなかった。
言語のバージョンで整数部分が上がることをメジャーバージョンアップなどと呼ぶのだが、この時点でlowerコンパチブルのない機能が出てくるのが普通で、メジャーバージョンアップ時点でアプリ側が改修を行う必要がある。
modxは有志がボランティアで管理しているので、早くサポートしろなどと言うのはお門違いな要望なのだが、サポートフォーラムではサーバーのphpのバージョンが上がってしまうので、早く対応してほしいとか、いつサポートされるのかとかそんなことを書いている人もいる。
そんなに困るなら自分でメンテするか、VPSを自分で導入して使えば良いのだ。
とは言っても全てのコードを自分で改修するのは現実的ではない。
このサイトもデフォルトではmodxのルートフォルダから表示させているが、裏でメール投稿に対応するためにWordPressを動かしている。
modx側では、スニペットでWordPressのデータベースを読み出してブログ表示させている。
このあたりも全て含めて対応するのは正直なところ厳しい。
残る手段はphpのダウングレード。
php7はサポートが終了しているので、致命的なセキュリティホールが見つかったら運用はかなり厳しい。
しばらくは、WordPressをトップページにして運用することになる。