合計特殊出生率

2022年の合計特殊出生率が過去最低の数字になった。
とてもわかりにくい言葉なのだが、意味としてはひとりの女性が一生の間に出産する子供の数になる。
15歳から49歳の女性が各年齢に何人いて、その年齢ごとに何人出産したか。
年齢ごとの出生数割る年齢ごとの女性の人数で求まる数値を合計すると、一生で女性が出産する子供の数になるらしい。
このように書いてもまだピンとこないが、同年齢の女性の15歳から49際までの出生で考えるとわかりやすいかもしれない。
1000人の女性がいて、毎年そのうちの50人が出産したとする。
出生率は50÷1000で0.05。
これを35年間続けば、0.05×35=1.75が合計特殊出生率になる。
実際に産まれた子供の数は50人×35年で1750人。
これを1000人の女性が出産しているのだから、一人あたりの出生数は1.75人となる。