2018年と少し古いデータになるが、国別の二酸化炭素排出量ランキングで日本は世界5位。
割合では3.2%。
1位は中国で28.4%、2位が米国で14.7%。
人口を見ると中国が14億で、米国が3.3億。
日本は1.25億。
一人あたりの二酸化炭素排出量では、米国が1位で日本は2位、中国が3位になる。
日本での二酸化炭素排出量の構成は電気が、およそ半分を占める。
ガソリンは1/4だ。
仮に全ての自動車がガソリンを使わなくなったとしたら、それにより増加する発電のための二酸化炭素増加量はどれほどになるのだろうか。
車を走らせるためのエネルギー効率と、発電効率の差があるだろうから単純にガソリンで発生させていた二酸化炭素の量が電気で発生する二酸化炭素の量とはならないだろうが、電気自動車のエネルギー効率がガソリン車の2倍とかなければ、大幅な二酸化炭素削減にはならないのではないか。
そもそも、二酸化炭素の排出量を減らすことでどのくらい二酸化炭素濃度が下がるのかがハッキリしない。
排出量削減も重要だが、二酸化炭素を回収する技術を高めることの方が重要だと思うが、回収した資源を利用するビジネスモデルができないと、無理な話なのだろう。