猛暑2023

今年の夏は猛暑です。
7月の猛暑日となった回数が東京では月の半分に迫る勢いで、もう尋常ではない暑さとなっている。
報道番組で解説していた、猛暑の原因は太平洋高気圧が日本上空にいることに加えて、熱帯性低気圧がいることにも触れていた。
熱帯性低気圧から太平洋高気圧に向けて空気が流れ込む。
これは低気圧から上空に向けて空気が流れ出し、高気圧ではダウンストリームとしてその空気が流れ込むそうだ。
気圧が高くなると、気温は上昇する。
しかも流れ込む空気は熱帯性低気圧の吐き出す空気なのだから、熱い空気であることは間違いない。
その熱い空気が日本で下降することで圧縮されて、気温を上げていくのだと理解した。
いわゆる、盆地のフェーン現象が日本全体を覆っていると考えれば良いのだろう。
TV番組ではそこまでの解説は無かったし、最近はフェーン現象という言葉自体耳にする機会が減っているように思える。
日本で最高気温を記録する場所は、特別太陽光線が強いとかそんなことはない。
周囲に山があり、そこを熱気が抜けてくる場所だから、暑くなるのだ。
高気圧の中心が北海道上空にあれば、北海道で日本最高気温を記録することも十分に考えられる。
逆に低気圧が発生している場所では、純粋に太陽エネルギーで熱せられた気温上昇だけになる。
何故、気圧の差が大きな状態が発生しやすくなったのか?
海水温度の上昇だとは思うのだけれど、わかり易い説明はできない。
地球は太陽光線からのみ外部からのエネルギーとして受けている。
つまり、地球という惑星が持つエネルギーは、地球単体では宇宙空間に放出するだけで、太陽が無ければドンドン保有するエネルギーを減らしていく。
地殻の下にある熱エネルギーが地上に出てくることはあまり無い。
もしも、地面の下からドンドン熱が出てきたら、マントルは次第に固まっていく。
あくまで想像だが、地表に近いマントルから固まっていくと、地球の自転速度が速くなるのではないだろうか。
空気のない宇宙で、何故公転が起きているのか?
中身がほとんど鉄の惑星が自転することで、宇宙の磁力線の中で推進力が発生し、公転しているとしか考えられない。
宇宙って面白い。