出刃包丁の柄が割れていていると書いた。
Amazonのブラックフライデーセールを待って、少しでも値下がりしないかと出刃包丁の柄と柄を割るためのタガネを購入。
こういったものは流石にセール対象品にはならなかったが、魚釣りに行かなくなるこのシーズンなので、すぐに出刃包丁の出番もないから、まあいい。
包丁の柄を叩き割るのに、路肩のブロックの上に置いてタガネで叩く。
刃の部分はチラシでグルグル巻いて、ガムテープで止める。
柄の根元の樹脂カバーみたいなやつはタガネでも割れなかったが、それより下の部分を割り外したら簡単に取れた。
赤錆は思ったほど酷くなく、金槌で叩いたり、タガネで刮げ落として落ちる錆は落とした。
グラインダーでも持っていれば、完全に錆を落としたいところだが、そこは妥協。
ガストーチで柄に挿し込まれる部分を焼く。
表面に酸化鉄、いわゆる黒錆の被膜を作って、赤錆が出にくくなる。
あまり熱を入れすぎると、刃の部分が焼き鈍しになる可能性があるのでほどほどにして、熱いうちに柄に挿し込む。
焼きから差し込みまでは、チラシで巻いた刃の部分をプライヤーで挟みながらの作業。
購入した柄は150mm出刃包丁のものなので、今までの柄より長い。
挿し込み部分が緩いのではないかと思ったが、根元近くまで金槌で叩きながら挿し込むとガタツキはない。
だが、魚を捌いている途中に刃が緩むのは嫌なので、僅かに見える隙間から爪楊枝を5本ほど打ち込みハミ出ている部分をカッターで切って、柄の部分にタップリ水をかけて終了。
意外と簡単に柄の交換はできる。
但し、和包丁で木の柄じゃないと難しそう。