2023年を振り返る

毎年恒例のタイトル。
今年は酷暑だった。
そんな中で釣りには沢山出掛けた。
正直フラフラで熱中症になるのではないかという状況もあった。
魚たちもこの酷暑では、生息域が変化していたように思われる。
家庭菜園はミニトマトと鷹の爪だけを育てたが、良くなかった。
果樹についても良くなかった。
この状況がスタンダードになるという意見もある。
県内産のコシヒカリも1等米比率が50%を下回るという作柄。
暑さに強い富富富の作柄は悪くなかったようで、今後の気象状況に対応できるように作付面積を増やそうとする動きも見えるが、収穫時期が狭いため、作付面積が大きくなりすぎると、果たしてベストのタイミングで収穫てきるのかという不安もあるようだ。
仕事に関しては、インボイス制度の導入で可処分収入は減少する。
消費税は預かるのだから、納税するのが当然だという意見には耳が痛む。
だが、消費税導入が1989年なのだから実に34年間も免税制度があったのに、何故このタイミングで変更するのかは甚だ疑問だ。
ガソリン税や軽油税などにも消費税をかけて、多重課税になっているのにこちらはそのまま。
単純に考えれば、軽油税、ガソリン税を消費税込みの税率にして、消費税をかけないようにすれば良いと考えがちだが、それぞれの税の用途は異なる。
軽油税やガソリン税などは、道路の為に使われると考えれば、国土交通省の懐を温かくしすぎるのは、政治の力学として問題が生じるのだろうなと勘繰ってしまう。
防衛費を大幅に増やすことも決まった。
日本は専守防衛なので、守ることだけで国土や国民を守ろうとするのが基本なのだが、考えてみれば投げられる石をはたき落としたりするだけで、石を投げてくる奴を止めない限り、いつかは石が自分に当たってしまう。
戦争反対だのなんだのと、言う人は大勢いるが、仕掛けてくる国に対して、戦争は悪いことなんだよと説こうとしても詮無いことだ。
彼らには戦争を仕掛けるという意識などない。
彼ら自身を守るために起こしている行動でしかないのだから。
世界はドンドンきな臭くなっている。
ウクライナへのロシア侵攻もパレスチナに対するイスラエルの報復行動ですっかり報道されなくなっている。
何かしらの報道統制でもされているのではないかと心配になるほどだ。
マスコミへの不安といえば、ジャニーズ事務所の性被害者問題についても、大きな責任があるのだけれど、日本人は何故かグレーなものに対しての断罪意識が低い。
自分が被害者にならない限り、犯罪行為に対して良く言えば中立、悪く言えば無関心であることが今年の事件でわかった気がする。