さすがに最近では師走が先生も走り回るほどに忙しいことが語源だと言う人は減っだろう。
一概に、先生という表現が間違いではないのどけれど、この師走の師はお坊さんを指す。
かつてのお坊さんは博識な人であるイメージが強かったので、先生という解釈もできる。
師と呼ばれる人だからと言って、せわしなく動く人がいないのかと言えば、そうではない。
だが、人から尊敬される師と呼ばれるような人は普段からせわしない行動はとらないというイメージでこの言葉になっているだけだ。
ちなみに他の月を見ると、
1月は睦月、2月は如月、3月は弥生、4月は卯月、5月は皐月、6月は水無月、7月は文月、8月は葉月、9月は長月、10月は神無月、11月は霜月
となる。