メルマガのgmail対応状況

日経クロステックのメールマガジンでgmailの受信アドレスに対して確実に配布するための条件への対応状況を色々なメルマガで確認したとの記事を目にした。
詳細なレポートは、有料会員向けのコンテンツだったので、結果は知らないのだけれど、日経クロステックからのメルマガはどうなんだと言うことで、メールヘッダをチェックしてみた。
まず、これらの認証に関して簡単に書いておくと、gmailのチェックでは配信数により、求められる条件が異なる。
部数が増えても確実に届けるためには、dkim、spf、dmarc、これら3つの認証にパスしている必要がある。
この中でdmarcはspfとdkimにパスしていることが条件になるので、条件としては1番厳しいと言われるのだが、spfとdkim認証にパスしているなら、特に問題は無いと言える設定だろう。
さて、日経クロステックのメルマガだが、メールヘッダに記録される認証情報ではdkimだけがpassしているものを配信している。
これは、暗に求められる全ての認証を通すことが難しいことなのだよと言っているのだろうか。
いや、考えてみると本の出版をする会社だからと言っても、社としてオリジナルの本を執筆できるわけではないし、三面記事のライターが未解決事件を解決できるわけでもない。
こんな感じだよと、まとめ記事を発行しているだけだと考えれば納得がいく。
あと数年もすれば、詐欺メールを語られて送られたもので誰かが詐欺被害にあったら、オリジナル側にも自分を証明する義務を怠ったとかで被害額の一部を負担する決まりが出てくるかもしれない。