先見の明というか、人には見通しの距離感の違いがある。
例えば、将棋で10手先までしか読めない人は15手先が読める人の手は自力では絶対に理解できない。
だが、15手先まで読める人が10手先まで読める人に11手目の説明をすると、10手先までしか読めない人はあたかも自分がもう少し考えればその答えに辿り着いたと勘違いする人が多い。
なので、結局のところ結果論で語る人が高確率で支持をえるということは大昔からの真理だと思っている。
15手先まで読める人は10手先しか読めない人から搾取したとしても、10手先しか読めない人にとっては搾取されていることにすら気付くことは無いのだろうなと、1手先すら読めない私は考えるのだ。