高岡市の赤字40億を、5年間毎年8億支出を減らして財政健全化を図る。
今年度も残すところ2ヶ月を切り、来年度の取り組みについて予算作成が進んでいるようだ。
勘違いしている人がいなければいいのだが、5年で赤字の借金が返済されるわけではない。
ザックリ5年で100億の借金が増える。
仮に1%の金利だとして、5年で2億5千万の利子がかかるし、6年目からも利子だけで1億。
6年目にさらに1億の定常的にかかっている予算を減らさないと借金は利子の分だけ増え続ける。
新聞では聖域なき見直しとなっているが、民間企業ならば賞与カットは当然。
年間16ヶ月分の給与が支払われるとすれば、賞与相当25%の人件費削減になる。
人件費が69億だから、年間で17億2500万。
100億の借金は6年で返済できる。
さらに、議員報酬が720万×27名で約2億。
こちらを市民の平均給与である450万までカットすれば270万×27名で7290万が削減できる。
合計で約18億の削減だ。
職員の志気が下がり市民サービスの低下が起きると言うだろうけど、その他の予算カットでは誰も文句が無いとでも思っているのだろうか。
公金を垂れ流した罪は大きい。