県議会で県知事の不信任決議案が満場一致で可決された。
この結果には不信感が大きい。
全員が知事を信任していなかったなら、県議会で知事提出の議案が可決されていたことに疑問が残る。
報道でしか実態を知らない人達が最も嫌悪を抱いているのは、職員の自殺だろう。
おねだりだと面白おかしく報道するマスコミはいつもの無責任報道じゃないかと思う。
そもそも、県知事が県職員の人事権を持つことが最大の問題である。
知事が幹部職員の人事提案を行い、県職員内で提案を了承することが普通だろう。
職員から反感を買ったのは、天下りの廃止が最大の要因であることは想像に難くない。
天下り恩恵に預かれない職員が大多数ではあるが、天下り恩恵に預かれる幹部職員はそういう大多数の職員に対して絶対的な権力を有していて、彼らが何でもいいから知事の嫌なところをあげろと指示して文書として提出したということはないのだろうか。
やり方は強引だったかも知れないが、税金を少しずつ中抜きするような行政てなかったかの検証は不要なのだろうか。