石破総理が確定したのは金曜の市場終了後。
時間外取引では大きく円高、株安に振れた。
週明けの月曜の市場は、日経平均が大きく下落。
高市優勢となった決選投票前には、市場が大きく上がっていたが、石破では消費税増税、金利上昇の加速が予想されるので、日本市場としては正常な反応だと言える。
この動きは、個人的にも嫌な動きではある。
だが、これで日本の債権残高が大きく圧縮されて、デフォルトが本当に回避できる見込みが立てば、株価は一気に駈け上がるし、社会保障基盤、安全基盤も盤石になる。
石破総裁は財務省よりの考え方を持つ人として知られている。
彼が大きな力を得てこれから実行しようとすることは、日本という国にとってカンフル剤になるかも知れないが、劇薬であることに間違いはないだろう。
日本が本当に強い国になるにはまだまだ時間がかかる。
中国、ロシア、米国に対して自国利益を主張していけるようになるのか、それともその前に立ちはだかる試練に日本国民が耐えきれず、自壊してしまう前に権力の座から引きずり降ろされるのか。