イチジク

いつもはネットを掛けるイチジクなのだが、理由あって今年はそのままにした。
去年もネットを掛けていたが、天敵とも言えるカミキリムシに卵を産み付けられた。
年末には幼虫が入ったと思わしい枝をバッサリ落としたのだが、ネットでカミキリムシが防げないならネットは不要だと考えた。
さらにこの土地は処分したいというのが所有者の意向でもあり、いつまでイチジクを育てられるのかもわからない。
ネットを、かけなかったので木はスクスク育ち多くの実をつけた。
イチジクは果実ではないので、正確には実ではないが、とにかく例年にない数の実がついている。
大木ではないし、毎日収穫に行けるわけでもないのでせいぜい多くて一度に10ほどの収穫になるが、夫婦2人で毎朝食べる分位は十分に取れている。
あと一月ほどで鳥などの被害もなくなり、自然に半ドライ化したものが数個だけ取れる。
これが実に美味い。
もう一本の黒イチジクの方は今年は3つだけ収穫できそう。
こちらは、とにかく甘くて美味いのだが、実がならない。
こいつも今年の末に枝をあまり落とさなければ、来年はまともな量の収穫が期待できるだろうか?
もっとも、土地を手放すことになれば全て処分となるのだけれど。