自民党公認

何故、立候補者は自民党公認にこだわるのか?
自民党公認になれば、当選確率が高くなるからに他ならない。
政策で判断してくれと言う候補者もいるが、それなら自民党公認にこだわる必要はない。
逆説的に言えば、地方での国政選挙では候補者を評価する有権者よりも政党や出自で投票先を決める人が多いということになる。
そして脱税は犯罪であるという意識が低い有権者が多いのかも知れない。
これが殺人、傷害、性犯罪、詐欺とかならその候補者が自民党公認であろうとも投票先に選ばない可能性はあるが、どうだろう。
もしかしたら、犯した罪と、政治家としての実績は別だと捉える有権者も多いかも知れない。
かつて、ロッキード事件で有罪判決を受けた田中角栄は公民権を無くし立候補できなかったから政治家を続けることはできなかったが、有罪でも公民権を失することなく、立候補できたならば当選していたかも知れないと考える。
利益誘導してくれるならば、それが犯罪者だろうが関係ないという一部の集票力のある人が日本を良くできないでいると考える若者たちは今後現れて、青臭くても正しい政治を求める時代は来るのだろうか。