スピード出世

日本の労働市場に関しては、労働人口の不足とか言いながら、年齢の高い従業員が高い報酬を受け取るのは不自然だとも言う。
果たして会社への貢献度に見合った報酬を支払うのに、年齢条件を考慮することは無くなるのだろうか。
求人に困らない企業は一定年齢まで従業員を雇用したら、原資を若い従業員に回したいと考える。
とはいえ、年齢の高い従業員に支払っていたほどの報酬を支払うつもりは無いだろう。
一方で、管理職はどうなるのか?
若い従業員でも管理職としての能力に優れた人材は存在するはずだ。
例えば学歴が中卒であったとしても、管理職としての能力が高い場合はいきなり課長職相当の報酬を支払ったりするのか。
労働市場の自由化というのは、とても曖昧で、人は自分の都合の良いようにか、都合の悪いように偏った解釈をする。