冬にはリールのメンテナンスをする。
去年も同様にメンテしているが、今年はメインで使った2台と能登で1度だけ使った2台をバラして、ベアリングとピニオンギアにオイルかグリスを注油する。
メインで使うのはシマノのDCブレーキ搭載機で、能登で使うときは海水を被るかも知れないので、マグネットブレーキのDAIWAのものを使う。
サイドカバー、ハンドルを外してピニオンギアをグリスアップするのだが、DAIWAのリールは何故か組み上げ時にすんなりといかない。
例えば、20タトゥーラの場合はスプールをセットしてからサイドカバーがすんなりとは閉まらない。
若干スプールのシャフトが外側に出てしまうのか、サイドカバーを閉められない。
力任せに閉じて、スプールシャフトが歪んでしまうとまずいので、ボディのネジを緩めてからサイドカバーを閉じて最後にボディのネジを締める。
シマノのリールではこんなことは起きないので、DAIWA固有なのか。
正直なところ、DC搭載機を使うと他のブレーキシステムを使うのが億劫になると言っても過言ではない。
DAIWAのベイトリールはソルテイストのPEスペシャルも持っているが、バックラッシュを恐れずに振り抜くまでには至らず、筐体がタトゥーラと共通なので、シーズンオフメンテナンスに踏み込めないでいる。
マグネットブレーキのトラブルの少なさは好きなのだけど、こういったメンテナンスのやりづらさはDIYが好きな人にとっては大きなマイナス要因になる場合もある。
その点、バスxはメンテナンスのやりづらさも気にならない。
エントリモデルだが、名機と呼んでも差し支えないと思っている。