cr425について勘違いしてた

この電池が誕生した経緯は知らないが、元々形状が同じbr425というマンガン電池が存在した。
長時間の使用と低温時の性能向上がなされたものが、リチウム電池のcr425として作られた。
おそらく概ね間違いではないだろう。
私が大きく勘違いしていたのは、cr425が充電可能なバッテリーだと思っていたことだ。
ところが、販売されているcr425には充電不可能と書かれているものがある。
何故同じ型番の電池で充電可能なものとそうでないものがあるのか、不思議だったが、なにかの書き間違いで基本的にcr425は充電可能なのだと思っていた。
最初に購入したのは、充電器とセットになったcr425。
2本しか電池がないと、暗いときにバッテリー切れとなると困ると思い、メルカリで10本ほど購入した。
当然これも充電可能だと思っていたのだが、中国語のパッケージの裏には何やら充電してはいけないと書かれているように見える。
いやいや、そんなことはないと充電器に差し込んでみたが、一向に充電が完了する気配がない。
最初に買ったものと、後から買ったものの開放電圧を測ると、充電可能なものは3.7ボルトほどで後から買ったものは2.97ボルトしかない。
ここでふと気づいた。
エネループとかのリチウムイオン電池の電圧は1.2ボルト。
このcr425は1.2ボルトの電極素子が3つ直列に配置されているのだろう。
国内メジャーメーカー製品でリチウムイオン電池のcr425は見かけない。
充電器も国内メーカーからはひとつも販売されていない可能性もある。
中国の大手バッテリーメーカー、dly fullでは充電器と充電可能なcr425をセット販売しているのだが、サイトを見に行くとなにやらバッテリーの型番らしきものがlir425と書かれている。
これはもしかしたらcr425のリチウムイオン版で、liはリチウムイオンのことなのかも知れない。
充電可能なcr425については、アマゾンで探してもお値打ちのものがなかなか見つからない。
3本で1350円とか、なかなかのお値段だ。
正直なところ、中華製のリチウムイオンバッテリーは大きく当たり外れがあると思っている。
単3サイズでまとめて20本近く購入していたものは、3年ほどで9割以上が充電できなくなった。
アジ釣りにハマると夜に釣りに行くことも増えそうだし、不漁率も考慮すると予備バッテリーは10本ほどは持っておきたい。
そうなると、またもや中国ECサイトで購入することになりそうなのだが、最低購入金額があるので、バッテリー以外のもので使えそうなものを併せて購入する必要がある。
レジン液とUVライトはなかなか重宝しているし、釣り小物も使い道を間違わなければ必要十分な品質ではあるが、在庫がたくさんある状態で買い増しするのも考えものだし、悩ましい。
最後にもう一度書いておこう。
cr425は開放電圧が3ボルトのものは充電不可能、充電可能なものは3.6ボルトか3.7ボルトとなっているので、充電可能なものが欲しい場合には注意が必要です。