任期満了に伴う高岡市長選挙に市議が2名立候補表明した。
規定で市議会議員の欠員が一定割合を超えると速やかに補欠選挙を行う必要があると決められているのだが、補欠選挙をやるのに1億近い金がかかる。
立候補表明した市議のうちの1人は辞職日を空白にして辞職願を提出し、もう一人の市議はけじめをつけるためだからと、補欠選挙が発生することになる日付での提出を行った。
日付を書いて届け出をしたのは、昨年米国友好都市訪問でビジネスクラスを市長と一緒に使った女性市議。
かの市議だが、市議会議員に立候補する際に議員の空白地区に引っ越して立候補し当選した。
元々住んでいた地区には現職議員がいたので当選が難しいと判断しての立候補だった。
彼女は自分の権益が最優先で、そのために周りがどうなろうと知ったことではないというのが本質なのかもしれない。
ビジネスクラスの利用について意見を求められても、自分が回答できる問題ではないので差し控えるともっともらしいことを言った。
今回の選挙についても、選挙活動をしたいから辞職日付は予定通りの日付にするという。
高岡を変えたいと言うが、具体的な政策立案ができるとはとても思えない。
この女性に投票する人は、市長になったら相当おいしい利権が貰える確約でもあるのか高岡市なんてどうなっても良いし、誰が市長になっても良くも悪くも変わらないと思っているのだろうか。
そんな考えで新幹線の際に莫大な借金を抱えてしまったのに、関係ないやと考える民度の低い市民が結局は地方行政を腐らせる。
政策を担う人物が悪いとばかり言うが彼らを選んだ自分たちに最大の責任があることを理解すべきだ。
もしも、市の借金のために市民税が増やされて金のかかる行政サービスの多くが停止されるとかそんなことにならないと、こいつらはダメダメなんだと市民は気付かない。