関税措置の影響で米国株が暴落している。
合わせたように、日本株も暴落している。
今は買い時だという人もいるが、底を打ったわけではないので、買い時であるかもしれないが、最良のタイミングでないことは確実だ。
投機家はさぞかし忙しいことだろう。
では米国株が反転するのはいつなのか。
トランプの思惑では一時的に米国株は下げるが決算が発表されれば一気に回復、更には史上最高値を更新する可能性もあると考えているかも知れない。
悲惨なのは日本株だ。
今は米国株に引きずられて下げ、次は決算のタイミングで更に下げる可能性もある。
自由貿易主義は第二次大戦のキッカケが貿易赤字により起きたとされることから、世界的にスタンダードな考え方になった。
だが、完全な自由貿易主義は絶対に必要な自国産業を壊滅させる可能性もあるため、食料であるとかそういったものには関税をかけることになる。
米国は農産物の輸出において、日本が保護貿易として不当に高い関税をかけているとしている。
昨今の米不足からも米国からの輸入を関税を下げてバンバン増やせば良いじゃないかと考える人もいるだろう。
正直なところ、私自身も一時的にアメリカ米の関税を撤廃して輸入を増やして備蓄米の放出をしなければ良かったのではないかと考えている。
世界的に見て株安比率は日本が最も大きい。
これは日本の未来は日本ではなく米国が握っていると、世間は見ていると言ってしまうのは極論だろうか。