出町市政のスタート

出町市長が就任し、報酬の4割カット、専用車の廃止、新幹線のグリーン使用中止と、次々に経費の削減を実行した。
それに合わせて能登地震の影響で液状化対策が必要な地区の視察を行った様子がTVニュースで流れていた。
被災地の地域住民の声を聞く様子が放送されたのだが、横田地区についてはとても違和感を感じた。
新市長に状況を説明していたのはこの地区を支援地盤とする市議で、タブレットなどを使って説明をしていたようだ。

だが、ちょい待て。
お前はこの被災地の近所に住んではいるが、液状化の被害を直接受けたのか?
前市長をこの地区で開かれた説明会に呼びつけることもしなかったのも自分が話を聞けば充分。
当時の写真があれば市長への説明も事足りると考えている節がのぞく。
つまり、被災者に寄り添う気持ちは角田と同レベルの市議、聞いた振りをする分余計にたちが悪いかも知れない。
被災地の住民は市のトップに話したいことが沢山あるはずなのに、その機会を奪ったとも言える。
市長選挙では、角田の選挙チラシをご丁寧にも各家にポストインして回っていたので地元ではバリバリの角田派市議と見られている。
市長選挙と市議選を同日にしようと提案したのも、出町市長が落選すると踏んで市議へ返り咲くのを阻もうとしたのではないかと勘ぐってしまう。

出町市長は市民の声を聞いて行きたいと言ったのだ。
市議のバイアスのかかった声など聞きたくないのだよ。
こいつ今年の市議選挙で落ちないかなと、思う人もそこそこいるのじゃないか?
この地区から出町派となる新人が出馬すれば落ちる可能性は低くはないかも。