読書感想文とは

読書メーターというサービスを利用している。
これを利用して読んだ本の感想が書けるのだが、何というかなかなかに残念な人が多い。
考えてみれば、小学生、いやもしかすると中学生の時の読書感想文ですら、感想がメインではなく、あらすじで行数を稼ぎ、最後に義理程度に何とかだと思ったくらいしか書かれていないものがほとんどだったように思う。
それが読書感想文として当人の中では成立しているので、大人になってもあらすじを書いている人の多いこと。
書評ですら、作家の書いたものならあらすじなど書かれてはいない。
物書きの矜持だなと思うわけだが、読書メーターに関して言えば、あらすじが書かれた感想に対して、いいねとする人がやたら多いのが気になる。
そもそも、日本人のこれらのコミュニティにおけるいいねとは、自分のことをいいねと言ってくれる人へのお返し。
お気に入り登録も登録してくれたなら私も登録しますといった感じだ。
お気に入りに登録したら、その人の感想が投稿されたらとりあえずいいねをあげる。
本当に良い感想とかそんなのを身にすることは稀にしかない。
まぁ日本人らしいと言えばそれまでだが、例えば自分が絵描きで作品の感想を求めたらその人から、絵に描かれたものが全て説明されただけだったらどう思われるだろうか。
猫が3匹描かれていましたね、一匹は白で残りはミケ。
白い猫は頭を掻いていて、右側のミケは寝転んでいましたが、左側のミケは四足でたっていましたね。
これを感想だと受け止めることはまずあり得ないし、もう二度とその人に絵の感想を求めることはないだろう。