一般の方には馴染みがない言葉ですが、itの世界ではオープンソースなしにはシステムが成り立たないと言っても過言ではありません。
分かりやすく言うと、無料のソフトウェアです。
スマホでグーグルプレイとかにも無料ソフトウェアがありますが、オープンソースと言うにはちょっとイメージが違います。
オペレーティングシステムやデータベース、ウェブサーバー、アプリケーションサーバー、ファイアウォールなど沢山のオープンソースソフトウェアがあって、それらを上手く組み合せてシステムが作られています。
プログラム言語ですら、オープンソースのものが沢山あります。
やっぱりit業界はタダのものをチョコチョコっと組み合わせて高い金を取ってるのかと思うし人もいるでしょう。
そんなことは無いです。
組み合わせるだけといっても、その繋がりの部分は作らなければいけないですし、誰でも簡単に出来るところまでは行ってないのが現実です。
オープンソースを作っている人や会社はいい人だなぁと思うかも知れないですが、そうじゃない場合もあります。
ある機能を持ったオープンソースが標準になったら、それはプラットフォームと呼ばれるようになります。
gaafという言葉は聞いたことがあると思いますがあれがプラットフォーマーと言われるやつだと思えば大きく間違ってないです。
それ無しでは成立たないようになったら、情報の独占が始まります。
効率的な情報の利用が必要不可欠であることは否定できない事実です。
まぁ、ここまでは前置きで、日本がヤバイのは優秀なオープンソースを作る力が無いところです。
これは長年この業界にいる私が痛切に感じる事実です。
効率化も大切ですが、プラットフォームを作れないのは致命的ですね。