豚コレラ

お隣の岐阜県では豚コレラの発生が確認されていて、豚肉の供給に営業が出ている。
そしてついに、富山県内で豚コレラ感染の野生のイノシシ死骸が見つかった。
地続きなのだからいずれはと、予想はしていたようだ。
野生のイノシシから家畜の豚への感染経路は想像がつかないが、コレラ菌は人間や鳥など様々な可能性があるのだろう。
鶏、豚、牛の中で、商品化するまでに必要な時間が最も短い家畜は鶏でブロイラーの場合50日での出荷ができる。
豚は半年となる。
豚の半年は、意外と短いと思われるかも知れないが、産業として考えた場合、幼豚の価格や出荷までに必要な餌などの費用を考えると、豚コレラで全頭処分になった場合の損失は大きく、再建には相当の負担が生じる。
県内の養豚場に豚コレラが拡散しないことを切に願う。