甚大な台風被害

台風19号は凄まじい被害を日本中に与えた。
これが米の収穫前だったら、間違いなく米不足になっただろう。
各地で河川が氾濫している。
行方不明者も多く出ている。
雨の被害が酷い。
この後から、風による被害状況があがってくることが予想される。
驚いたのは、首都の災害への強靭さだ。
山手線の内側には大きな河川が流れていない。
少なくとも河川の氾濫による浸水被害はないと言う事だ。
生活のための水路、旧上水と井戸の整備は、当時世界最大規模の都市だった江戸の凄さがわかる。
10/13の朝時点で自衛隊と消防による、河川周囲の孤立者の救助が行われている。
堤防決壊近辺は水の流れが強く、救助が開始されるのは暫く後になるだろう。
家の階上に避難している人達は、食料、水、トイレなど必要なものの確保はされているのだろうか。
浸水しているため、電気製品は使えない可能性が高い。
最終被害が明らかになるまでには、まだ時間がかかる。
明らかに異常気象だと思うのだが、台風のような単発的な災害では、そのような異常気象の原因に危機感を抱く人が少ないのは、そのようにコントロールされているからなのか、それとも我々が愚かだからなのか?