地元力士、朝乃山

2019年の九州場所で朝乃山が西小結に昇進した。
琴ケ梅以来の3役だ。
琴ケ梅の幕内最高番付が関脇。
これを超えて、叶うなら横綱まで上り詰めてほしいと思う。
3役以降の昇進は、定量的に基準がある。
例外として、横綱だけは勝ち数だけでなく、品格だとか分かりにくい要素が絡んでくる。
九州場所は11月10日から。
2桁勝利を収めて、さらに上位になってほしいが、今の角界は3役力士が多い。
横綱となると、東西ふたりだけ。
子供の頃は、横綱が東西2人が当り前だったが、横綱が乱立していた時期があった。
3役が多すぎなのもこれはこれでどうかなとも思う。
大関が3名に、関脇は2名。小結が4名もいる。
昇進条件が定量的に決まっているので、勝ち越しさえしていれば、8勝7敗でも降格はない。
群雄割拠の時代だと思えないこともないが、今の3役で横綱の器と言うのが見えてこない。
角界もヒーローを求めているわけだ。