2019年の漢字

ついでに書いておくと、2018年は災だった。
今年は令。
言うまでもなく、元号の令和からきている一文字だ。
そうなってくると、平成になった年の漢字はなんだろうかと気になる。
残念。
今年の漢字は1995年から始まっているので、平成への改元の時には無かった。
投票で決まる文字なので、どうしてもインパクトのあった出来事、ベタな漢字になる。
ズバリ、来年は金か、輪だろう。
言うまでもなく、東京オリンピックがあるからだ。
去年は災が選ばれたが、毎年自然災害は発生して、その規模も大きくなっている。
地球規模での異常気象が治まるのは、人類が環境破壊を止めて、何千年経った後になるのか予想もできない。
生活の安全が脅かされるようになるまで、残り何年なのか。
地球がリセットされるのは、地球に棲息する人類が原因になるのか。
セイタカアワダチソウのように、人類は地球を蹂躙している。
セイタカアワダチソウは地面から栄養が吸収できなくなるまで、地表に蔓延り、最期にはその姿を消す。
その後に、僅かな養分で生きていける植物が細々とその生活圏を拡げていく。
人類がムチャクチャにした地球で生き残れるのは、一体何だろう。