年が明けたら

来年の話をしたら、鬼が笑うとかいう。
最近そんなことは言わなくなったのだろうか。
何故、来年の話をしたら鬼が笑うのか。
調べてみた。
わかるはずない先々のことを呑気に話すと、鬼でさえそれをせせら笑うのだそうだ。
じゃぁ、呑気じゃなく深刻に話す分には鬼には笑われないという事か。
次男が大学四年生になる。
当人は大学院に進みたいようだが、就職の可能性も考えている。
オリンピックが終わると、景気は縮小するはずだ。
万博までは何とか持つと考える人もいるだろうが、正直難しいのではないか。
就職難になると、真っ先に求人が減るのは、中途半端に高学歴な人間だ。
昔なら、理系大学生なら大丈夫だという風潮もあったが、今では日本の工業の未来が明るいとは言い難い。
唯一慢性的な人材不足なのがIT業界のように思える。
しかし、IT投資を行う企業が何時までこの投資対効果に疑問を持ち、現実的な需要に舵を切るか。全くの不透明だ。
まぁ、こんな話なら鬼は笑わないだろう。