年末年始の働き方改革

昔は正月三が日は皆が休むというのが、常識だった。
小売業などでも全国チェーンなどがだんだんと年末年始の休みを減らして、年中無休が当り前に思えるようになってしまった。
正月を商機と捉えるための戦略だが、日本は成長がほぼ止まりつつある。
やがて、マイナス成長になることは間違いないだろう。
残念ながら、人口の年齢分布バランスがどうなっていても、経済に影響を与えないようにならない限りは、人口が減っても増えても経済は安定しない。
世界的には人口が増えている。
人口が減少局面となっているのは、先進国のごく一部。
流石に種が絶えることはないと思うが、経済が発展したために、子供を減らすと言うのは理解できない国家の人達もいるだろう。
生活できないほどに、経済的に困窮する人達が爆発的に増加するのは、いつからだろう。
沈みかけた船の穴も塞がずに水を汲みだす人を何とか増やそうとするのが、今の政策だ。
その人達が水を汲みださなくなった時に、その人たちの分も穴が大きくなることは、解っているはず。
年金制度、国民皆保険制度、どう考えても全て社会主義国家の政策だ。
社会主義国の政策は突然打ち切りになる。
そもそも、積み立てたお金の何倍も貰えるような制度で、しかもその制度への加入者が増え続けることが前提なんて、ネズミ講と同じ。
これを維持するには、植民地でも作って、年金制度を無くして老後は自分で蓄えた範囲で生きて、自分で死ぬタイミングを選べるようにでもならないとダメじゃないかと思うのは自分だけだろうか。