きな臭い事件

米国がイランの革命防衛隊司令官を空爆で殺害した。
これが正しいことなのかどうか、日本のマスコミは書きたがっていないように思えるのは自分だけだろうか。
世界の警察を自負する米国が悪者だと判断し、日本への直接被害がない事件だからなのか。
やられた方も報復と言いながら、落としどころを探りながらの対応になる。
そこまで捨て身にはなれない。
北朝鮮のミサイル開発に対して、米国は寛大な対応をしている印象がある。
キム一族を政治的にコントロールすることは、米国にとって歴史上重大な意味があるからだろう。
日本への原油の供給が壊滅的にならなければ、日本は慌てない。
これが良いことなのか、そうでないのかは分からない。
サダムフセインを暗殺した時のようなテロリストの掃討ではないと思っている人もいるだろうが、イラン革命防衛隊は米国からテロ組織として指定されているのだ。
しかも、イラン革命防衛隊はイランの正式な組織であり、イランの国内組織をテロ指定するという、普通なら考えられない事態となっている。
トランプの今回の軍事行動は大統領選挙のためのパフォーマンスで共和党の支持を得るためのものだという意見もある。
共和党は保守主義と言われるが、保守主義とは何ぞやと言う話にもなる。
イランを攻撃すると、何で保守主義の人が喜ぶのか。
日本で韓国を悪く言うと、喜ぶ人達がいるのと同じようなレベルなのか?
新年早々、きな臭い事件が勃発したものだ。