フリクションには、消せるというメリットとデメリットが同居する。
商品化された時には、スゲーとなったが、今では正式な書類には使えないし、消す必要があるなら鉛筆なり、シャープペンシルで十分だと思うようになった。
最近フリクションのもう1つの弱点を知った。
ちょっとしたメモを書くのに、ペン立てのボールペンをとった。
それがたまたまフリクションだったのだが、見事に書けない。
ほとんど使っていなかったのだから、インクが無くなったわけではない。
これは筆記道具としては致命的な欠点だ。
熱を加えるとインクが消えようが用途を選べば良いだけなので、かまわない。だが、一時的にメモをとるための道具として使えないとそれは筆記具としてアウト。
結局のところ、書き味だとか、インクダマができにくいとか、燃費がいいとか、総合的にみて、ジェットストリームが最強のボールペンだという評価は変わらない。
唯一残念なのは、カラーバリエーションに乏しいというところ。
使いたいのはsxr-89-05というタイプのリフィル。
これにはシンプルに赤、青、黒の3色しかない。
これに緑があれば他の色は要らない。
仕方がないので緑だけは、同じくuniのスタイルフィットのゲルインクであるumr10938かumr10950を選んでいる。
シグノのリフィルも試したが、カスレたのでアウト。
コレトは書き味を好きになれないのと、インクの消費が早いのでナンバーワンにはならない。
これ以外のブランドだと、入手がしにくくなるので、選ばない。
でも、そろそろ次世代のボールペンに出てきて欲しい。
願わくば、ユニバーサルな寸法で他社のボールペン本体のリフィルとして加工なしで使えるのがいいね。