2020大相撲春場所

幕尻の力士が優勝した。
千秋楽では、休場している2横綱以外では最高位の大関戦に勝利しての優勝なので、上位との取り組みがないから白星を積み上げることができたのだとは、言い切れない。
年齢も33歳と、引退の二文字が脳裏をかすめる年齢と言えなくもない。
春場所でどれだけ番付を上げるのか、興味深い。
前頭3か4位が妥当なところか。
この位の番付だと、横綱や三役との取り組みも普通に組まれるので、初場所のような勝ち星の上げ方は難しくなるが、それでも今場所の神がかった勝ちっぷりは、期待に値する。
さて、地元力士の朝の山だが、辛うじて二桁の白星を取ることができた。
春場所で12の白星を取ることができれば、5月場所では大関になるだろう。
初場所も落とさなくても良さそうな取組で負けている。
大関、横綱になるのなら、やはり盤石の取口をつかむ必要があるだろう。
面白い場所だった。