コロナウイルスによる新型肺炎で起きうる最悪のシナリオをどこまで各国のトップは想定しているのだろう?
日本経済では株価はこのまま下落し続け、為替は円高を突き進むのか。
金融緩和の手札はない。
企業の業績は底無しの下落になるかも知れない。
製造メーカーは部品の供給が途絶え、昔部品供給を依頼していた町工場に発注を依頼しているかも知れない。
コスト削減が錦の言葉のように中小の企業を切り捨てたのを無かったことにできるのだろうか。
中国産業の復活をひたすら待つ間に、日本のメーカーはどれだけ疲弊し、景気復活を待たずに、海外資本に食われてしまうのか。
国家予算を満たすため、国債の発行額が増え、本当にインフレが起きるかもしれない。
デフォルトだと、どこかのシンクタンクが発表したら円高は一転して円安になる。
海外からの輸入品は、部品、完成品、食料品を問わず全てが高額になる。
日本の超優良メーカーが海外の企業になることも考えられる。
そうなれば、日本は植民地みたいなものだ。
どこかで、感染して死亡者がでても経済への影響は限定的であると開き直るタイミングが来るかも知れない。
死亡者が高齢者でのみ高率なのであれば、感染の拡大は容認する動きになる可能性だってゼロではない。
膨れ上がる高齢者への年金が激減するなら、新型肺炎は対策できない病として認識された方がいろいろと都合が良いといううがった考えもある。