先日、ミスターサンデーの特番で相変わらずの橋下徹節を見た。
番組内で医療関係者が感染者の2割が重症化するということを話していたが、橋本氏は実態はそんなに重症化した患者はいないのではないですかと、疑問を呈していた。
その発言自体、コロナウイルスに感染することを怖れなくて良いということではなく、医療体制の構築をどうすべきか考える時に重要なのだと言っていた。
人工呼吸器は国内に3400台あるらしい。
そう聞けば、コロナウイルス以外にそれを必要とする患者がいたとして、3400人は高度治療を受けることができると思いがちだが、それは間違いだそうだ。
実際にオンタイムで治療を受けられるのは僅か400名だそうだ。
国内の感染者は7000名を超えている。
その内2割が重症化しているなら、1400名が人工呼吸器を必要とすることになるが、人工呼吸器が不足して死亡したという話はまだ聞こえてこない。
首相は事態のそのあとを考えた施策をする必要があることは否定しない。
経済的にも満身創痍になりそうな国民に、今は我慢して乗り切るしか生き残れないという政策しか出さないのは、第二次世界大戦下の日本軍部と通じるものがある。
正確な情報を開示しないところも、同じだ。
世界的には日本の感染者は人口比率でも低いのかも知れない。
第二次世界大戦の開戦当初の日本軍にもあてはまる。
その末路がどうなったのかは周知の事実だ。
国民のことを真剣に考える政治家などいないということか。
唯一戦争に反対していた政党なのだと子供のように言う、某政党も全く声をあげない。
もっとも、彼らの根底がこのウイルスの発症原因となった共産国家なのだとすれば、彼らが政権与党だった場合には情報操作こそすれ、事態の収束のためには、感染者だけをどこかの島にでも隔離するくらいのことはするかも知れないなぁ。