9月入学

9月入学に大きく舵を切るかと思われたが、この話は無かったことになりそうだ。
休校による授業の遅れは、夏休みを削ってカバー。
土曜授業はやらない。
1日の授業コマも大きくは増やさない。
もちろん、それで遅れが取り戻せるという見通しがあってのことだろうが、再び長期休校となった場合、何を教えて、何を教えないのか、選択に迫られる。
教えられる側は、進学に必要な科目を優先させたい。
教える側は教師側の労働環境などの都合で選択肢を絞るだろう。
日本の義務教育制度は先進国の中では、それほど優れた優位性があるのだろうか。
ユーチューバーが憧れの職業の上位になる国の未来を不安に思うことはないのだろうか。
AIが人の仕事の半分以上を要らなくするのだから、働けなくても最低限の保証を行政が行わなければいけないのは、シンドイだろう。
働いても働かなくても大して生活の差がなくなって食べていくことに困らないなら、働かないという選択肢を選ぶ人が増えるのではないだろうか。
人にしかできないことが、生殖しかない。なんて世の中がきて、人自体がAI社会を維持するためだけに、メンテナンス要員の確保と、その人達の健康回復のための部品取りのためになるなんて世の中が実際にやってこないとも限らない。
今回の騒動で、人間の判断や行動の半分以上が根拠もなく間違いだらけだったということが、露呈したのだから。