金持ち東京

コロナウイルスでの営業自粛で困窮している事業者たちに対して東京都は独自の支援を行っている。
コロナウイルス関連の支出が9500億だそうだ。
さすが、地方交付税を唯一もらわない都道府県。
東京都の貯金は1兆あったそうだ。
もちろん、日本の首都とは言えポンとその金額が準備できるわけではない。
具体的にどのくらいかけて貯めたお金かはわからないが、すごいことだ。
その内、9500億使ったのだから、残りは500億らしい。
元の所持金額から思えば僅かなお金しか残っていない。
都知事としては、都知事選挙が終わるまではセコいことなんか言いたくない。
女神でいられれば、再選できる。
給付金はもう払いませんなんて言ったら、支持率はガタ落ち。
何をされるかわかったもんじゃない。
ばら撒くお金が足りなくなった時は、都の債券を発行するのかな。
東京都には返済するアテがある。
東京都に本社を置く企業の税金だ。
本社をどこか別の場所に移さない限り、都の財政は安泰だ。
金持ち東京に住んでいる人が金持ちというわけではないが、財政出動できる行政はやはり羨ましい。
オリンピックもできなくなる可能性があるし、高齢化も爆発的に進むだろうし、東京都の財政は楽観できない。
間違っても、高齢者になった途端に田舎に戻りたいなんて思わないで欲しいものだ。