なりすましメールフィルタの仕様

ドメイン名なしで、IPアドレスから送信されたメールは破棄するようにしたら、なりすましメールの受信は激減した。
といっても、ゼロにはならない。

ドメインが2つあって、いくつかのメールを一括してひとつのメールアカウントに転送している。

なりすましメールの標的は幸いにしてひとつのアドレスだけ。
フィルタはとりまとめたアカウントで実装していたのだが、どうしても難しい。

代表アカウントはさくらインターネットにスタンダードプランで15年ほど運用している。
そちらのメールフィルタ設定を見ると、ブラックリストとホワイトリストの指定ができる。
フィルタはメールアカウントごとに設定できるので、自分からのメールをブラックリストに設定すればいい。
あまりにも単純なことでやりたいことができてしまった。

vpsで管理しているほうも、同じようにすればいい。
ただし、こちらはpythonスクリプトで実装になる。
それ以外のスパムメールはspamhausdblでチェックして破棄することにする。

スクリプトでは受信ボックス内のメールを全てチェックするので、既読はスキップしたい。
UIDLをデータベースに保存しておいてチェックすることにする。
mariadbはローカルホストからのアクセスしか許可しないのを配備済みなのでdbとテーブルを追加するだけでOK。
これでやりたいことができそう。
後はこの仕様で実装するだけ。
実装ソースはそのうちに公開します。