千秋楽まであと僅か、朝乃山、白鵬、一人の平幕力士の3名が黒星1つで並んでいる。
朝の山の黒星が先に付いた時には、白鵬が圧倒的に優位かと思えたが、翌日に白鵬にまさかの黒星。
ここまでは、12日目の取組み前に書いている。
残り4日、大関、横綱の取組みは金曜日から始まる。
金曜日に朝乃山と角番大関である貴景勝の取組みだろうか。
土曜日は白鵬と貴景勝の取組み、平幕がまだ黒星ひとつなら、朝乃山との取組みが組まれるだろう。
平幕、前頭17枚目と言えど、元大関までなっていた力士なので、実力はある。
向こうも優勝したいだろう。
本来なら、その番付で3役以上と取ることは無いのだが、以前、徳勝龍が平幕最下の番付で優勝した時にも3役との取組みが組まれた。
たしか、その場所は横綱が休場不在だったと思うが、それでも平幕最下での優勝は素晴らしかった。
千秋楽は白鵬と朝乃山の優勝をかけた結びの一番になると盛り上がる。
どちらかが星の差1つで追いかける状況でも良い。
追いかける方が勝てば、改めて優勝決定戦だ。
さて、ここからは12日目終了後。
なんと、白鵬が負けた。
1敗は朝乃山と照ノ富士。貴景勝は勝越して角番抜けたからか、休場。
そして、13日目に1敗同士の対戦が組まれた。
番付から行けば、朝乃山の順当勝ち。
しかし、勢いのある力士は侮れない。
油断などするわけもないが、盤石の取り口で白星を期待したい。
貴景勝の休場で、14日目の取組みがどうなるのかわからなくなった。
明日、朝乃山が勝っても負けても照ノ富士は白鵬との取組みが組まれるだろう。
朝乃山は貴景勝との取組みが無くなり、正代あたりが対戦相手になるだろうか。
新大関で優勝はできすぎだが、期待せずにいられない。