14日目、完全に格下の相手にやられた。
決まり手は、取り足。
子供相撲で体格の小さい子が、大きな子に勝つために、足を手で取りに行く。
そんな決まり手で黒星。
これで千秋楽に勝っても結局は12勝止まり。
壁は破ることができない。
体格差もかなりある相手に対して、立ち合いで素早く前に出る必要はない。
気を付けるべきは、相手の立ち合いの変化。
あたりを受け止めてやるくらいでいれば、負けるはずの無い取組みだっただけに悔やまれる。
照ノ富士も正代に負けて、星が並んだ後の黒星は応援する側の気分も落ちる。
千秋楽に2敗の照ノ富士に対して3敗の御嶽海。
3敗同士の朝乃山と正代。
今場所の御嶽海は強い。
白鵬、朝乃山両方に土を付けている。
照ノ富士が勝てばその時点で優勝が決まる。
負ければ、3敗の力士が3名となり、三つ巴の優勝決定戦になる。
これはこれで面白い。
こうなると、朝乃山が優勝に絡まなくても、照ノ富士が負けるとかなり面白い。
朝乃山の応援をやめるわけではないが、やはり12勝の壁を超えなければ、横綱にはなれないだろう。
2関脇が来場所に、大関になる可能性も高い。
朝乃山は最低でも、千秋楽を白星で締めて、優勝に準ずる成績とし、綱取りに王手をかけておきたい。
そうしないと、正代、御嶽海の2大関が先に横綱になる可能性も出てくる。