エースを育てよう

まぁ、軽く入ると、ゲームの話。
大昔のゲームで戦闘国家というプレステの戦略シミュレーションゲームがある。
身悶えするほど難しいのはインプルーブドでサクサクやりたいならグローバルフォース。
最初のシリーズはあまりやりこんでない。
どちらも、シナリオに従ってマップを進めるモードがある。
このモードではマップクリア時に生き残った部隊を持越すことができる。
新規部隊のレベルが1で、敵を破壊したり攻撃されたり、部隊の種類に応じて経験値がもらえてレベルが上がる。
レベルが高くなると敵からの攻撃の回避率が高くなったり、敵への攻撃の命中率が高くなったり、視界が広がるとか行動力が高くなるとかのメリットがある。
攻撃すると敵からは反撃を受けるのだが、レベルがあがると、敵に反撃を受けずに先制攻撃ができるようになる。
そうなると、生産費用の安い部隊でも無傷で敵の主力戦車部隊を壊滅できたりする。
エースの有無は大きい。
さて、仕事もエースと呼ばれる人がいたりするだろう。
困難な仕事をこなしたり、同じ仕事でも工数をかけずに完了させたりとエースと呼ぶにふさわしい人がいる場合がある。
エースが一人で残りがレベル1の新人ばかりの部署と、エースはいないがレベルが中くらいの人だけで構成された部署。
どちらが大きな仕事を成功できるか?
エースがいる部署だろう。
エースが難しい局面を乗越えたらその仕事を新人がフォローする。
そうすることで新人は育つ。
同じレベルの人ばかりだと、超えられない壁がある。
仕事を属人化させない。
よく聞く話で、そんなのが成功するとすればエースが属人化させない仕組みを作り出すしかないと思うが、残念なことに人は自分のやり方にそぐわないと思えば、自分にはこちらの方が効率が良いのだとか何だかんだ言い訳して、結局自分にしかできない仕事にしてしまおうとする。
とにかく、エースを早く育てる。
エースの元で、エース候補を複数育てる。
皆を同じ環境でエースにしようなどと考えず、一人ずつ集中的にエースにする。
これが最も効率的で効果の高い育成じゃないかと思うのだ。