正代が優勝

関脇の正代が秋場所を制した。
13勝2敗の成績で来場所は大関になる。
もしかすると、横綱に一番近いのは正代かも知れない。
朝乃山は13勝の壁どころか、10番しか勝てなかった。
しかもそのうち2番は不戦勝なのだから、取り組んでの白星は8番だけ。
35歳の両横綱がいつまで現役をやるのかはわからない。
絶対的な強さをもつのが横綱だとすれば、当分の間新しい横綱は生まれないかも知れない。
平幕が優勝するか、横綱の白鵬が優勝するかで大関が優勝できない。
大関から横綱になるには二場所続けての優勝もしくはそれに準じる成績が必要なのだから、優勝できない大関は横綱になることは無い。
来場所に新大関となる正代が今場所のような取組を続けることができれば、来年の5月場所くらいには横綱に昇進する。
朝乃山にももちろん活躍して綱取りして欲しいが、勝負の世界なのだから強くなければいけない。