世界のコロナによる死亡者が100万人に届きそうだ。
感染数に対しておよそ3%の死亡率が高いのか低いのか、判断に迷うところだ。
日本の自殺者の数が年間約2万人。
コロナ患者数は8万3000人ほどなので、世界に対して2.8%が日本のコロナ患者数となる。
日本では死亡者の比率はおよそ2%で約1500人ほどの死亡者になる。
自殺者はその14倍なのだから、死に至る要因とすればはるかに自殺者の方が深刻な問題なのだ。
しかし残念ながら日本では、自殺する人は心が弱い人であり、生きたくても生きることが困難だった時代の人からすれば、甘えた人という考え方が残っているように思う。
思うに、日本人はかなり冷徹だと思う。
ただ、今はまだ過渡期で人の付き合いを重要だとする人と、個人の生活を重要だとする人が混在している。
人付き合いが大事だと言う人の声が大きくて、渋々ながら人付き合いをしている人もいるだろうが、その内に個人が大切と言う人の声が大きくなる時代も来るのではないか。
人付き合いの無い暮らしが普通になれば、孤独死は増えるだろうが、自殺者は減るような気もする。
一方で経済的な不安で自殺する人が急増する時代もそう遠くないんじゃないかな。