1000万人の増加が31日。
2000万から3000万までが38日だったので、7日間早まった。
今から北半球は冬になる。
夏場に収まることが期待されたのが、全くおさまらずに冬になる。
南半球での感染者がそれほど増加しなかったが北半球での猛威が衰えることがなかったので、感染者の増加ペースは速まる一方だ。
そんな中で、友人たちと来年に延期されたオリンピックがどうなるだろうかと話した。
規模は縮小されるが、開催されるだろうという意見があった。
日本国内だけの状況を見れば、感染者数を押さえることができるようにも思える。
だが、世界の感染状況を見れば、とても困難であることは予測できる。
参加国を絞った場合、米国、ロシア、ブラジル、ヨーロッパ諸国からの参加は無い可能性が高い。
1ヶ月で1000万人ずつ感染者が増えれば、10ヶ月後には世界の感染者は1億4000万人。
もちろん陰性になっている人がいるので、世界の50人に1人が陽性感染者というわけではない。
感染者が爆発的に増加する可能性を承知でオリンピックを開催し、幾らになるかわからない経済的損失リスクを負うのか。
オリンピックによる投資損失と、経済効果による機会損失を負債として諦めるのか、それぞれの思惑も錯綜する。
ワクチンによる予防効果が実証されるのは一体いつなのだろう。
それまで、感染リスクとの戦いは継続する。