UQモバイルとかYモバイルはMNO業者。
それぞれ、AUとソフトバンクの子会社だが、MVNOではない。
そもそもMNOはMVNOと何が違うのか。
1言でいうと、インフラとしての無線通信網を自前で持っているか、借りているかでMNOかMVNOのどちらになるか決まる。
インフラ保有しているのがMNOで保有していないのがMVNOとなる。
元々UQモバイルはデータ通信用の回線速度が早かった。
MVNOがMNOから帯域を購入してそれを契約者でシェアするのではないので、帯域の不足に対しての対応が早くなる。
親ブランドとの競争というか、差別化も必要だろうからAUと同じ回線速度を提供するのは難しいだろうが、他社の格安MVNOよりも有利なリソース使用だという事は明白だ。
では、実際にMVMO業者とUQモバイル、Yモバイルはどの程度のアドバンテージがあるのか。
そういった比較を行っているサイトは多数あるが、結局のところMVNO他社との比較結果として毎月数百円の増額の価値をどう捉えるのかは契約者に委ねられる。
やはり、音声通話が重要だとなれば定額通話を重視すれば良い。
回線速度が重要ならば込み合う時間帯のレスポンス比較を重視すれば良い。
それらのサービスに対する対価をどこまで許容できるのか。
金額にこだわりがないならば、大手三社との契約が良いだろう。
支払い金額をなるべく低く抑えたくて、その分のデータ通信速度が犠牲になって良いならMVNOが良いだろう。
携帯電話の契約は長い目で見るとけして安い買い物ではない。
家族全員の契約も踏まえて考えるならば、さらに選択肢は複雑になる。
そのうち、データ通信の圧縮技術が飛躍的に向上して速度とかそんなことよりもカバーエリアの広さが重要になるかも知れない。
ドコモしか繋がらないエリアとか言ってた時代もあったなあ。